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中古車購買の注意点



ここでは、自分がポルシェを買う際に気を付けたことを述べておこう。私見な意見なの
で、ここに書いてあること全部を鵜呑みにしないように(^^;。ある程度の事は自分自身
で調べようね。ワタクシ、「おてる」もポルシェを買う前までに、本やら雑誌やらイン
ターネットやらで色々と調べたっすよ。

このページの最後にも書いたけど、ここに書かれていることを鵜呑みにして買って失敗
してもワタクシは一切責任を負わないので宜しくm(__)m。

初版:2004.12.16

信頼できるショップを見つける
当たり前だけど、車を売るだけ売ったら「ハイさよぉ〜ならぁ〜!!」なんて店は絶対 にダメ!!。ちゃんとメンテが出来る工場なりを持っていてポルシェについてのノウハ ウを沢山持っている店を選ぶ。ある程度、自分でポルシェについて勉強し、店の人と話 をしてみればノウハウを持っている店かどうか判断できるだろう。 時々、国産車に混じってポルシェを売っている中古車屋なんてものを見かけることがあ るけど、まず、そういう所で買うと後々泣きを見るだろう。 やっぱり、一番良いのはポルシェ専門店。新車から中古車まで扱っているところなら、 まず安心だと思う。それから、気になるポルシェがある場合、その車を試乗させてくれ る店なら更に言うこと無し。 あと、ポルシェに乗っている知り合いが居れば色々な店の情報や噂を集めるのも良いこ とだと思う。 ちなみに「早く買え!!」なんて急かす店は止めたほうが賢明。

腰を据えてジックリと!!
さて、信頼できるショップを見つけたら、自分の条件に合う車を探してもらおう。この 時には自分が欲しい車種、ボディカラー、年式、MTなのかATなのか?、総走行距離 数の上限、それから一番大事な総支払額の上限を決めておく。あと自分が欲しい年式の 中古市場相場を調べておく。そうしておけば、店の人との話や車を探してもらうのもス ムーズに進むからだ。 この車探しの時、1台ずつ候補があがってくるが、すぐに飛びつかずジックリと考える ことが大切。多少は自分の条件から外れるものも出てくるけど、それが実は掘り出し物 だったということも有り得る。実は、この見極めが凄い難しい。ある程度のところは妥 協することも必要。 あと大事なのが、中古市場相場よりも安過ぎるのは不具合を沢山抱えている可能性が大 きい。そういう車を手にしてしまうと修理代等で、結局のところ、高い買い物をしたの と同じことになるので気を付けよう。 ちなみに、自分の場合、ポルシェ911(993タイプ)、スピードイエロー、199 6年式〜1997年式、6速MT、総走行距離4万〜5万キロ、総支払い額の上限は6 30万円までと決めていた。2004年2月当時のポルシェ911(993タイプ)の 中古市場相場は約400万円から約650万円ぐらいだった。 結局、思い通りにならなかった(妥協した点)のはボディカラーのみ。あとは全て自分 が決めていた条件を全てクリア。 しっかりと条件を決めていたので2004年の2月初頭から話を進めて2004年4月 には納車とスムーズに物事が進んでいった。この2月から4月までの間に数台の候補が 上がったけれども、すぐに飛びつかず自分の条件に当てはまっているかジックリと考え たっすよ。 一番良かった点は自分の条件に合った車が他県で見つかったんだけど、それを店へ取り 寄せてもらいジックリと確認、試乗もさせてもらえたことかな。「取り寄せた車が気に 入らなければ別に買わなくてもよい。」という好条件をつけてもらえた。 信頼できる店だと、ここまでやってもらえ、腰を据えてジックリと自分の条件にあった 車を探すことができる。

条件に合った車が見つかった
自分が決めていた条件に合った車が見つかったら、「何も見ずに買うか?」といえば答 えは間違い無くノー!!。車と御対面すると、ついつい舞上がってしまうのだが、そこ はグッと我慢して、とにかく、不具合部分が無いか詳細確認をするべし!!。 なるべくなら、整備記録簿や点検記録簿が残されている車両がいいと思う。それらを見 れば、過去にどのような乗り方をされていたか、だいたいわかる。 それから、できれば1人ではなく、車に詳しい人達を連れて見に行くと良いよ。 1)外装系のチェック。 ボディ周囲に大きな傷や凹みが無いか、色むらが無いか、サビが出ていないか、を詳細 に確認する。サビで特に見落としがちなのが給油口の中だ。ジックリ覗こう。 あと沢山の中古ポルシェを見ていると気付くと思うが飛び石による小さな傷が多い。特 にフロント回り。こればかりは、しょうがない。サビが出そうなほどザックリとした傷 でなければ諦めよう(^^;。 それから近くから塗装を見れば屋内保管されていた車か屋外保管されていた車か判断で きると思う。特に濃紺車だったら一発でわかるよね。なるべくなら屋内保管されていた 車を選びたいね。 2)修復歴のチェック。 これは、フェンダー取り付けボルト、ドア取り付けボルトを見れば、ある程度判断でき る。 では、何故、ボルト類を確認するのかというと、ポルシェは製造される時にフェンダー やドアなどを取り付けた後に塗装をするのだ。だから、それらのボルト類を見れば修復 されている場合、1回、フェンダーやドアを外す為にボルトを緩めるでしょ、なので、 ボルト周りの塗装が剥げちゃうからなのだ。 ということで、その辺の事を考慮してボルト周りの塗装をジ〜ックリ、シ〜ッカリと舐 めるように確認ておこう。 ボルト周りの塗装が剥げていた場合、修復されている可能性大!!。 3)エンジン状態とオイル漏れのチェック。 まずはガソリンが入っているかを確認した後に、エンジンを始動させて始動性を確認。 これでバッテリーが弱っているかも確認できる。エンジンが始動したら、エンジン音を 聴いてみる。異音がしないか?、変なビビリや振動が無いか?、水冷エンジンの音は知 らないけど、空冷エンジンだったら、好調なエンジンの場合、以下のような音だ。参考 に聴いてみて!!。
変な振動は運転席、又は助手席に座って確認してみる。好調なら多少の横揺れはするか もしれないが大きく横揺れしたり振動したりはしないハズだ。 次にエンジンを止めてから、ファンベルト等のベルト類の亀裂や、たわみの有無を確認 する。 そして、一番重要なオイル漏れを確認。ちなみにオイル漏れとオイル滲みは違うので注 意してね。オイル漏れはポトポトと漏れてオイル溜まりが出来る。 さて、エンジンからオイル漏れをしている車はエンジンルーム内にオイルが飛び散った 痕跡があるハズだ。隅々まで色々とガサ入れすること。 ちなみに「993タイプ」の場合、オイルタンクは右側の後フェンダー内に配置されて いる。そこからフロントのオイルクーラーへパイプを通してオイルが送られている。オ イル漏れを起こすと、だいたい、パイプの繋ぎ目がある右側の後フェンダーの前近辺か らだ。ということで、ここも重点的に確認しよう。できれば、車体をリフトアップして もらって下回り全般を見せてもらうのが一番よいだろう。 あとオイル漏れはスチームなどで洗浄されてしまうと確認しずらいのだが、店でも見落 としがちなのが「後のナンバープレートの裏側」なのだ。オイル漏れを起こすと、そこ にオイルがベッタリと付着するらしい。だから、必ず、後のナンバープレートの裏側を 指で擦ってみよう。指に汚れが付着するだけなら問題無し。ネットリした物が付着して きたら、過去にオイル漏れを起こしたことがあることを疑う必要有りだ。 後々、泣きを見ないようにエンジン状態とオイル漏れはキッチリと確認しておくことが 重要だ。 4)ボンネット、エンジンフードのヒンジのヘタリ。. 古いポルシェに多く見られるんだけど、ボンネットやエンジンフードのヒンジがヘタっ ていて、開けても手で押さえていないと勝手に閉まってしまうものがある。自分のポル シェも購入時には8年も経過していたので、ボンネットとエンジンフードの両方のヒン ジがヘタっていた。良心的な店なら、これぐらいだったら納車整備で直してくれる。 ということで、ボンネットとエンジンフードを開けてみて、手で押さえていなくても、 開きっ放しになるか確認すること。 5)タイヤとホイールとブレーキのチェック。 タイヤの溝は残っているか、偏磨耗していないか、タイヤのサイドやショルダー部分に 亀裂が走っていないか、を確認する。 タイヤの溝が残り少ない場合、また、サイドやショルダー部分に亀裂が走っている場合 は納車時かポルシェの運転に慣れた頃を見計らって交換してもらうように交渉しよう。 偏磨耗している場合はアライメントが狂っている可能性がある。 ちなみに、ポルシェはタイヤを換えただけで車の動きが激しく変わる。なので、一番良 いのは偏磨耗以外の場合は、暫く我慢してポルシェの運転に慣れてからタイヤを交換し てもらうのが得策だと思う。良心的な店だと、このタイヤ交換は無料で行ってくれる。 ここは店との交渉次第だ。ただ、偏磨耗している場合はアライメントの調整をしてもら いつつ、タイヤも交換してもらったほうがいいと思われる。 ホイールは縁石にヒットさせていないか確認する。ヒットさせていればリム部分に大き な傷が残っているはず。これは4本とも目視で確認するしかない。 ブレーキは外観からだとブレーキ・ローターしかチェックできないと思う。ローターの 歪みや傷が入っていないか、均一に減っているか、を確認する。後は実際に車に乗って 運転してブレーキを踏んで確認するしかないと思う。 6)ミッションとクラッチのチェック。 これは試乗してみないことには判断できないだろう。ということで実際に走らせて確認 する。冷えていると1速から3速までのミッションの入りは渋いかもしれないが、暖ま れば気持ち良くスコスコと入るようになるハズ。いつまで経っても入りが渋い場合は、 ちょいとミッション系がヤバイかも。自分が乗っているポルシェの場合、1〜2kmも 走行すればスコスコ入るっす。 次にクラッチの確認だけど、クラッチを繋いだ時に、滑り感やギクシャク感が無ければ 大丈夫だろう。964タイプや993タイプのポルシェなら国産のマニュアル車と、ほ ぼ同じ様な感覚でクラッチミートすれば大丈夫。一度、乗ってしまえば、違和感無く運 転できるので、ミッションやクラッチの確認の為に、是非、試乗してみよう。 ちなみに、よくポルシェのクラッチは弱いと言われているが、自分が調べてみた結果、 最低でも、最低でもだよっ!!、5年、5万キロは壊れないようだ。まっ、これは過去 に、どんな乗り方をされてきたかで寿命が短くもなれば長くもなるようなんだけどね。 ところで、実際に自分のポルシェなんだけど、そろそろ9年、6万キロに到達しようと しているがミッションもクラッチも快調そのものっす。 7)ゴム類の劣化のチェック。 意外と見落とし易いんだけど、トランク、ドア周り、エンジンフード、ワイパー等のゴ ム類の劣化を確認する。特にドア周りのゴム劣化には注意しよう。これを見落とすと雨 漏りによってコンピュータがダメになることがあるようだ。 ゴムに弾力が無く、ヒビ割れしていたら、納車時には交換しておいてもらおう。 自分のポルシェもトランクとドア周りのゴム類の劣化が進行しているので、次回の車検 の時には、全て取り換える予定。納車前に指摘すればよかったのだが、残念ながら見落 としてしまった。まっ、今のところ、雨漏りはしていないけど、ヤバそうな所は早めに 交換するのが鉄則。 8)内装のチェック。 運転席、助手席の本皮類の擦り切れ具合、ドアの内側やダッシュボード周り、天井の内 張り、シフトカバーの本皮の擦り切れ具合などを確認。 運転席、助手席は電動で座面角度の調整ができるが、それらが動くか、メーター類は全 て動くか、照明類は点灯するか、スイッチ類はガタガタしないかなどを確認。 ある程度の日焼けや擦り切れは許すとしても、あまりにも酷い場合は納車前に交換か修 理をしてもらうとよいだろう。 あと、社外品のパーツ(例えばオーディオ、ナビなど)が装着されている場合、配線が 綺麗に施されているか確認すること。酷いと配線がグチャグチャになっていてね、それ が原因で車両火災を起こすこともあるらしいので。

まとめ
ここまで確認して、ほぼ全ての条件を満たしていたら買っても大丈夫だと思う。中古車 なので、ある程度の妥協も必要だが、上記の1)〜6)は妥協せずに徹底的に確認する 必要があると思う。 とにかく、焦らずに腰を据えてジックリと物色するのが賢明だと思うよ。それから、当 たり前だけど、1台だけではなく複数の車を見比べると、とても良いっす。 程度の良い車だったら買う時は高いけど、後々、維持していくのには、そんなに維持費 はかからないハズ。実際にポルシェを買ってしまった「一般庶民のワタクシ」が言うん だから間違いない!!(笑)。 ちなみに、間違ってても一切責任は負わないので、悪しからず...(^^;。

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